研究紹介

神戸大学大学院保健学研究科 グライナー研究室

教授 グライナー智恵子

 グライナー研究室では、実践に即した研究を基本に、多様なアプローチ方法を用いて研究成果を導き出し、その成果を広く社会に還元していくこと、そしてこれらの活動を通して看護学の発展に貢献していくことを目的としています。また、国内だけでなく、海外の研究者と研究ネットワークを構築・拡大し、国際共同研究を推進していくことにも力を入れています。

 私の専門は老年看護学であり、高齢者とそのご家族への支援に関する研究を行っています。特に最近は、認知症高齢者とそのご家族が尊厳あるQOLの高い生活を送ることができるように、急性期病院やコミュニティにおける認知症高齢者ケアの構築に向けた研究に取り組んでいます。また、これらのテーマに関して現在海外の共同研究者と国際比較研究を進めています。他には慢性疾患を持ちながら生活する高齢者、フレイルな高齢者への支援に関する研究も進めております。

 大学院教育では、研究者としての基礎力や論理的に事象を解釈する能力を培い、国内外の研究者と主体的に共同研究を行っていく研究者の育成、海外でも活躍できる研究者の育成を目指しています。

 本研究室に興味を持たれた方、ぜひ研究室を訪ねてみてください。

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