ゼミ博士論文・修士論文・卒業論文

<2023年度>

2023年度は2名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。

<卒業論文>
森本友 「八尾ベースボールクラブの設立(2005年)と活動の展開に関する研究」 概要(PDF)

柳樂直人 「イギリスで報じられた設立期の神戸ゴルフ倶楽部に関する活動について−1903年(明治36年)から1913年(大正2年)の Golf Illustrated の記事を対象として−」 概要(PDF)


<2022年度>

2022年度は2名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。

<卒業論文>
長濱宗昂 「日本のプロ野球球団による女子クラブチームの設立と活動の展開 2020-2022年」 概要(PDF)

田中現 「日本スポーツ産業界におけるスポーツベッティング導入論に関する議論展開」 概要(PDF)


<2021年度>

2021年度は2名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。

<卒業論文>
中谷美桜 「宇治田楽における芸能の変遷」 概要(PDF)

峯浦楽 「水泳指導教本からみる平泳ぎの泳法の変遷」 概要(PDF)

<2020年度>

2020年度は2名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。

<卒業論文>
市川紀珠 「新聞スポーツ報道の変化について −サッカー日本女子代表(2015-2019年)に着目して−」 概要(PDF)

坂野珠希 「初等中等教育における保健体育科の学習指導要領の変遷 −平成10年以降の改訂に注目して−」 概要(PDF)

<2019年度>

2018年度は1名のゼミ生が修士論文を執筆しました。

<修士論文>
任c霖「中国におけるeスポーツクラブの誕生に関する研究」 概要(PDF)

また、5名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。

<卒業論文>
小池宏和 「東京五輪開催前から始まった日本サッカー協会代表強化の歴史−キリンカップサッカーに着目して−」 
概要(PDF)

深海菜実子 「スポーツ選手の成績下降によるメディア報道の変化について−新聞報道とイチローの言動に着目して−」 概要(PDF)

藤原 歩 「B.LEAGUEの誕生と展開」 概要(PDF)

三宅弘人  「関西における大学野球連盟の誕生と展開−近畿大学野球連盟に焦点を当てて−」 概要(PDF)

山元 要 「プロ野球ドラフト制度に関する歴史的研究」 概要(PDF)

<2018年度>

2018年度は4名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。

<卒業論文>
石田梓人 「日本におけるスポーツ栄養の確立―東京オリンピック準備期から栄養サポートの実践開始までを対象として―」
 概要(PDF)

桑原啓樹 「大阪バスケットボール協会における指導者講習会の変遷」 概要(PDF)

花岡 築 「日本におけるカバディの受容と展開」 概要(PDF)

藤井大夢 「
―日本の野球界における独立リーグの誕生と展開−四国アイランドリーグに焦点を当てて―」 概要(PDF)

<2017年度>

2017年度は1名のゼミ生が博士論文を執筆しました。
鵤木論文は、バドミントンの国際統括が、国内外の活動の活発化という経験的事実に柔軟に対応しつつ、イングランドの統括組織を中心に展開を見たことを、統括組織議事録、統括組織機関誌、統括組織関係者の書簡等の史料に基づいて実証しています。


<博士論文>
鵤木千加子 「バドミントンにおける国際統括の形成に関する研究 1893-1949 年」
 概要(PDF、『身体行動研究』第7巻、2018年、pp.47-50掲載博士論文抄録)

また、5名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。
日本におけるスポーツ報道、Jリーグクラブ誕生時の行政の役割、ニュースポーツの普及、高齢者スポーツの組織化、戦後の大阪に見られた独自のスポーツの誕生と展開、というそれぞれのテーマについて考察が、同時代史料の検討により深められています。

<卒業論文>
堀田祐史 「日本におけるスポーツ報道の変容―高等学校年代のサッカー全国大会に着目して―」
 概要(PDF)

和久葵 「プロサッカークラブの誕生―ヴィッセル神戸における行政の役割に着目して―」 概要(PDF)

森川昇 「日本におけるフライングディスク競技の普及-アルティメットに着目して-」 概要(PDF)

吉村麻奈美 「ゲートボールの組織化の経緯」 概要(PDF)

山田奨太 「大阪府の中学校における準硬式野球の誕生と展開」 概要(PDF)

<2016年度>


2016年度は7名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。
学生主体のスポーツの組織化、教材としてのスポーツの価値、傑出したスポーツ指導者の指導論、スポーツ技術の歴史性、社会人スポーツのあり方、大学体育会の教育的意義などの問題が、各研究対象を通して歴史的に検討されています。

<卒業論文>
在原瑛吾 「日本におけるラクロスの普及に関する研究 1986-1991年」概要(PDF)

北勝千明 「フラッグフットボールの学習指導要領への導入と実践に関する研究」概要(PDF)

酒井雄介 「社会人アメリカンフットボールリーグにおけるスポンサーに依存しないチームの誕生-ノジマ相模原ライズに着目して-」概要(PDF)

佐治大志 「日本の野球技術書にみる打撃技術の歴史的変遷」概要(PDF)

杉山水理 「大松博文の指導論に関する一考察」概要(PDF)


永浦拓 「日本サッカーにおける指導に関する研究−第1回FIFAコーチング・スクール(1969)に着目して−」概要(PDF)

西原昂志 「戦後日本の大学における運動部の教育的位置付けの変容-神戸大学体育会を事例として-」概要(PDF)

<2015年度>

2015年度は2名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。
杉岡論文は、オリンピック・レガシーという概念がまだ存在していなかった時代にも「レガシーなるもの」が確かに遺されたことを、第18回オリンピック東京大会の招致とその準備期に着目して実証しています。
鳥取論文は、1990年代初頭に見られた関西学生アメリカンフットボールの人気の高揚の背景と実態を、「国立大決戦」に焦点を当て描出しています。

<卒業論文>
杉岡芳樹 「オリンピック・レガシーの概念の変遷にみる日本のオリンピック−第18回オリンピック東京大会の招致とその準備に着目して−」概要(PDF)

鳥取奨護 「『国立大決戦』とその時代−1980年代後半から1990年代前半の関西における学生アメリカンフットボールに関する歴史的研究−」概要(PDF)

<2014年度>


2014年度は3名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。
木村論文では、日本におけるリハビリテーション志向から競技志向への車いすバスケットボールの転換が、これらの2つの志向の重層的な形成過程の中に位置づけられています。
古江論文は、競艇というギャンブルスポーツがなぜ国と地域に必要とされ、展開を見たのかについて、入手可能な史料をもとに考察した労作です。
蓬莱論文では、1970年代以降二度見られたとされる、いわゆる「競馬ブーム」の内実が、各期の同時代史料によって明らかにされています。

<卒業論文>
木村汐里 「車椅子バスケットボールにおけるリハビリテーション志向から競技志向への転換」概要(PDF)

古江真之 「戦後日本における競艇の発祥と展開に関する一考察」概要(PDF)

蓬莱翔吾 「1970年代から1980年代の日本における競馬ブームの形成に関する研究」概要(PDF)


<2013年度>

2013年度は5名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。
秋元論文では、サッカー女子日本代表の誕生(1981年)の経緯が、当時の代表選手・監督への聞き取り、JFA機関誌等の史料に基づき再構成されています。
一柳論文は、ブラジル代表が優勝したワールドカップ3大会における現地日系新聞の批評の分析を通して、ブラジルにおけるサッカー史像の変遷を検討したものです。
久保論文は、子どもの真似(模倣)遊びへの関心の高まりの意味を、ホイジンガ、カイヨワの遊び論の受容の検討を通して読み解いています。
谷川論文では、日本における6人制タッチフットボールの競技としての成立と展開の過程が、関西女子リーグを中心に跡付けられています。
中松論文は、戦後日本の盲学校体育の研究主題が、「体力づくり」から「障害の多様化への対応」へと変化していったことを実証的に解明しています。

<卒業論文>
秋元厚美 「サッカー女子日本代表の誕生」 概要(PDF)

一柳貴博 「日系新聞にみられるブラジルサッカー史像の変遷」 概要(PDF)

久保文香 「日本における子どもの真似(模倣)遊びへの注目−ホイジンガとカイヨワの遊び論の受容の検討から−」 概要(PDF)

谷川有美 「日本における6人制タッチフットボールの普及 1991‐2013年−関西女子リーグに着目して−」 概要(PDF)

中松友宏 「戦後における盲学校体育研究の変遷−全日本学校教育研究会に着目して−」 概要(PDF)

<2012年度>

2012年度は1名のゼミ生が修士論文を、3名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。
松丸論文では、関西地方における3つの都市公園内野球場の設立の経緯が、戦前期日本の公園史とスポーツ史の交差の中に位置付けられています。
都間論文は、新史料『闘球部会資料』に基き、戦中期に奨励されたスポーツである「海軍闘球」の誕生の経緯を明らかにしたものです。
西尾論文では、合気道における身心観形成という観点から、武道と宗教(合気道と大本)との密接な関係のあり様が検討されています。
前垣論文は、TV番組「スーパー戦隊シリーズ」のアクションシーンが、旧来の日本文化である名乗りと殺陣を継承しつつ、変容してきたことを解明しています。

<修士論文>
松丸 将 「戦前期の関西圏における都市公園内野球場の設立に関する研究 兵庫県立明石公園野球場、住之江公園野球場、京都市西京極総合運動公園野球場の3球場に着目して−」 概要(PDF)

<卒業論文>
都間昂人 「海軍闘球の誕生」 概要(PDF)

西尾定也 「武道と宗教の関係性に関する一考察 −合気道の心身観形成と大本−」 概要(PDF)

前垣有希 「特撮ヒーロー番組スーパー戦隊シリーズにおけるアクションシーンの変容 1975年-2011年 −名乗りと殺陣に着目して−」 概要(PDF)

<2011年度>

2011年度は3名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。
木原論文では、膨大なイチロー関連文献の読解に基づき、メジャーリーグ移籍以降の「イチロー」のイメージの変容が跡付けられています。
坂本論文は、明治・大正期の神戸におけるサッカー普及の独自性を、外国人スポーツクラブと神戸周辺の学徒との交流試合を通して解明しています。
福田論文は、中田英寿自身の引退に関する語りと、その多様な受容を分析した上で、「中田引退」という出来事が示唆するスポーツの現代史的特徴を検討しています。

<卒業論文>
木原 浩 「『イチロー観』の変遷に関する研究 -メディアによる評価とイチローの発言との関係に着目して-」 概要(PDF)

坂本悠樹 「KR&AC交流試合が神戸におけるサッカーの普及に果たした役割」 概要(PDF)

福田孝宗 「プロスポーツ選手の引退に関する現代史研究 -中田英寿注目して-」 概要(PDF)

<2010年度>

2010年度は2名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。
石浜論文では、プロ野球監督・野村克也の独自の指導論「弱者の兵法」の成立過程とその内容が、詳細に分析されています。
宮崎論文は、1960年代以降の地域社会へのサッカーの浸透を、「兵庫サッカー友の会」という先駆的な事例を通して検討したものです。
概要は右からどうぞ。→ 卒論概要10(PDF) 

<卒業論文>
石浜勇樹 「野村克也の指導論 −『弱者の兵法』に着目して」

宮崎寛之 「兵庫サッカー友の会に関する歴史的研究」


<2009年度>

2009年度は2名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。
11人制から7人制へ、というハンドボールにおける大きなルール変更に、現場はいかに対応したのか。
今でも数多く存在する都市公園内野球場は、そもそもなぜ設立されたのか。
これらの疑問を出発点とする論考です。
概要は右からどうぞ。→ 卒論概要09(PDF) 

<卒業論文>
國元尭裕 「日本における11人制ハンドボールから7人制ハンドボールへの移行過程」

松丸将 「都市公園内野球場の設立に関する一考察 −兵庫県立明石公園第一野球場の場合」

<2008年度>

2008年度は1名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。
戦後日本の学校体育の教材に一時期採用され、のちに削除された、タッチフットボールに着目した研究です。
これまでほとんど知られていなかった当時のタッチフットボールの授業実践が、多くの1次史料によって再構成されています。
概要は右からどうぞ。→ 卒論概要08(PDF) 


<卒業論文>
磯谷ゆきみ 「戦後日本の学校体育における教材について ―タッチフットボールの導入、削除過程の検討から―」

<2007年度>


2007年度は1名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。
身体表現論と体育・スポーツ史の2つのゼミでの研究成果です。
概要は右からどうぞ。→ 卒論概要07(PDF) 

<卒業論文>
大刀佑介 「テクストの身体化について ―演劇におけるテクストと俳優の身体表現の関係に関する検討から―」


<2005年度>


2005年度は3名のゼミ生が卒業論文を執筆しました。審査合格おめでとう!
3編とも力作です。概要は右からどうぞ。→ 卒論概要05(PDF) 

<卒業論文>
阿部雄一郎 「日本の高等学校におけるスポーツクラブ活動に関する歴史的研究 1947-1999年」

沖野健太郎 「北海道営競馬に関する一考察 −小樽、室蘭競馬場廃止までの経緯を中心として−」

山崎泰彰 「ハードルの日本への受容過程に関する研究 −札幌農学校遊戯会を中心に−」

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